試験分析 <出題問題数とその傾向>

2.「行政書士の業務に関する一般知識等」について

  択一式 配点 計(合計点)
政治分野 4点×2=  8点 2(8)
経済分野 4点×2=  8点 2(8)
社会分野 4点×3= 12点 3(12)
個人情報保護分野 4点×2=  8点 2(8)
情報通信分野 4点×2=  8点 2(8)
文章理解 4点×3= 12点 3(12)
合計 14 4点×14=56点 14(56)

 出題内容については、行政組織、地方公共団体の財政等、比較的オーソドックスなテーマもあれば、日本の中小企業や難民認定などニッチなテーマも問われた。情報通信に関して、プロバイダ責任法などは、注意喚起していた部分もあり、まさかというような突飛な問題はなかったように思われる。

3.配点表(上記とかぶりますが…)

試験科目 出題形式 出題数 満点
法令等 択一式 5肢択一式 40問 160点
多肢選択式 3問 24点
記述式 3問 60点
46問 244点
一般知識等 択一式 5肢択一式 14問 56点
合計 60問 300点

4.合格点

(1)法令等科目の得点が、122点以上
(2)一般知識等科目の得点が、24点以上
(3)試験全体の得点が、180点以上。

5.受験者数・合格者数・合格率推移

試験実施年度 受験者数 合格者数 合格率
平成10年度 33,408人 3,681人 5.85%
平成11年度 34,742人 2,240人 4.29%
平成12年度 44,446人 2,902人 8.01%
平成13年度 61,065人 6,691人 10.96%
平成14年度 67,040人 12,894人 19.23%
平成15年度 81,242人 2,345人 2.89%
平成16年度 78,683人 4,196人 5.33%
平成17年度 74,762人 1,961人 2.62%
平成18年度 70,713人 3,385人 4.79%
平成19年度 65,157人 5,631人 8.64%
平成20年度 63,903人 4,133人 6.47%
平成21年度 67,348人 6095人 9.05%

平成21年度は一割近い合格率であった。今年は細かいテーマや分野の出題でやや難問傾向であったため、昨年度より合格率は下がると予想している。

6.出題傾向と対策

各科目開始時のミニガイダンスにて行う。

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